任期満了に伴う山形県の米沢市長選挙は19日、告示されます。これまでのところ、新人3人が立候補を表明し、三つ巴の戦いとなる公算です。

米沢市長選に立候補を表明しているのは、いずれも無所属の新人で、元衆議院議員の近藤洋介さん（58）と元米沢市SDGs推進参与の伊藤夢人さん（38）、元米沢市議会議員の皆川真紀子さん（53）の3人です。

近藤洋介さんは吉村知事や舟山康江参議院議員などから支援を受け、小中学校の給食費無償化や奨学金の返済補助などを公約に掲げています。

伊藤夢人さんは自民党県連や公明党県本部の推薦を受け、乗り合いバスの整備や不妊治療の実質無償化などを公約に掲げています。

皆川真紀子さんは特定の支援団体はなく、市が進める学校給食の共同調理場建設計画を撤回し、自校式給食の継続などを公約に掲げています。

米沢市長選挙は19日告示され、今月26日に投開票されます。有権者数は9月1日現在、6万5425人となっています。