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告示まで6日 米沢市長選挙立候補予定者3人が公開討論会で政策やビジョン示す

2023年11月13日 17:58
告示まで6日 米沢市長選挙立候補予定者3人が公開討論会で政策やビジョン示す

任期満了に伴う米沢市長選挙が11月19日に告示されます。告示を前に、立候補予定者3人による公開討論会がこのほど開かれ街の将来や課題など意見を交わしました。

米沢市長選に立候補を表明しているのは、いずれも新人で元衆議院議員の近藤洋介さん(58)と元市SDGs推進参与の伊藤夢人さん(38)、元市議の皆川真紀子さん(53)の3人です。
11月10日には米沢市長選の立候補予定者が自身の考える政策や将来の米沢市のビジョンについて語り合う公開討論会が開かれました。
無所属で、舟山康江参議院議員などから支援を受けている近藤洋介さんは次のように話しました。

元衆議院議員近藤洋介さん(58)「現在の米沢市民の所得は県内で6位7位。 これを10年以内に山形市と並ぶ県内トップ水準に引き上げる。30年後には東北でもベスト3に入るような所得水準に引き上げる。 新しいインターチェンジでの産業団地の立地、さらに経済産業副大臣の経験を生かして徹底的に地域の地元企業を応援する支援する御用聞きとなってセールスマンとなりたい」

無所属で、自民党県連や公明党県本部の推薦を受ける伊藤夢人さんは、次のように話しました。

元米沢市SDGs推進参与伊藤夢人さん「人口減少の中でデジタル・ITの力は使わなくてはいけない。 GPSを付けた除雪機がどう除雪を効率化するか。 あるいは春夏秋のインフラ整備、雪捨て場や流雪溝をどこに作るのかスマートシティ化の中で実現できる。市役所に行かなくても行政手続きができる仕掛けづくり、ゆくゆくは観光やスマート農業に向けて来年度道のりを作る」

特定の団体からの支援は受けず、個人で活動を行う、皆川真紀子さんは、次のように話しました。

元米沢市議会議員の皆川真紀子さん「30年後の米沢市の未来は非常に明るいと思う。大量生産・大量販売の時代は終わって少量でも品質の良いものを作る売るとなったとき東京に集中していた企画開発や研究などの仕事も地方企業がトータルでできるとなれば大学進学で出て行った若者たちも戻ってくると思うし都市部からの移住も増えると予想する」

米沢市長選挙は11月19日に告示され、26日に投開票されます。米沢市の有権者数は、9月1日現在、6万5425人となっています。