3月11日は「県民防災デー」山形県がホームページで「防災チェックシート」公開
東日本大震災の発生した3月11日を「県民防災デー」と山形県が定めたことを受け、住民に防災意識の向上を呼びかけようと、警察による防災広報活動が庄内町で行われました。
県内でもここ数年、自然災害が頻発していることを受け、県はことしから東日本大震災が起きた3月11日を「県民防災デー」と定めました。県のホームページなどで「防災チェックシート」を公開し、ハザードマップの確認や最低3日分の食料や水を備蓄しておくことなど防災意識の向上を呼びかけています。
県防災危機管理課岩瀬一課長】「全国各地で大規模な災害が発生している。山形でもいつ同じような災害に見舞われるかわからない。災害が起きたときに自分の命を守るのはまずは自分だということを十分に認識してもらい命を落とさないためにはどう行動すればいいのか日頃から考えてもらいたい」
ことしから3月11日が県民防災デーとなったことを受けて、県内各地で警察による防災広報活動が展開されています。
「災害への備えを忘れないようにチラシ付きのティッシュを配っていました。いつ何が起こるかわからないから気をつけて」
庄内町役場では、庄内署の警察官3人がチラシ付きのティッシュを配り、備蓄や避難経路の確認といった日頃の備えを呼びかけました。
「震災のことは忘れません。水をペットボトルに少し貯めています。水とかが一番大変ですからね」
また庄内町役場の1階ロビーでは、東日本大震災やことし元日に発生した能登半島地震など被災地の写真の展示も行われました。