石川県輪島市の「漆芸」復興を後押し 東北芸工大の学生らが支援プロジェクト立ち上げ
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市の「漆芸」と呼ばれる漆を使った伝統工芸の復興を後押ししようと、山形市の東北芸術工科大学の学生らが支援プロジェクトを立ち上げました。
「漆で繋ぐプロジェクト」と名付けられた支援企画は、能登半島地震によって石川県輪島市の伝統工芸「漆芸」にも大きな被害が出たことを受け、東北芸術工科大学で漆芸を教えている講師の松本由衣さんらが立ち上げました。
プロジェクトは全国の漆芸作家の作品をオークションで販売した売り上げや募った寄付を現地で漆芸に携わる人たちに贈るものです。このうち、寄付を行った人に返礼品として贈る漆塗りの箸を作るワークショップが行われました。参加したのは芸工大の学生およそ20人です。
この箸は能登とつながる思いを込め「のとのかけはし」と名付けたもので、能登ヒバと呼ばれる木材で作ります。学生たちおが見本を確認しながら木をやすりで磨くなどの作業を進めていました。今後3回のワークショップを行い、箸を削ったり、漆を使って色を塗ったりしてあわせて200膳を完成させる予定です。
学生「漆を専攻しているので漆のことで力になれたらと思い参加した」
学生「周りの人が支援とか前向きに活動しているので、自分も協力したいなと思った」
松本由衣さん「工房が火事で焼失してしまったり、家に立ち入りができないとか制作したくてもできない状況が続いている。私たちは自由に今ものづくりができるのでそのものづくりを通してまたものづくりをするきっかけや手助けになればと思って行動しようと思っている」
プロジェクトでは寄付の受け付けを行うインターネットサイトを3月上旬に立ち上げる予定で、寄付をした先着200人に学生たちが制作した「のとのかけはし」が贈られます。また、同じサイトでは全国の漆芸作家の作品を販売し、売り上げを寄付するオークションも実施されます。
「漆で繋ぐプロジェクト」と名付けられた支援企画は、能登半島地震によって石川県輪島市の伝統工芸「漆芸」にも大きな被害が出たことを受け、東北芸術工科大学で漆芸を教えている講師の松本由衣さんらが立ち上げました。
プロジェクトは全国の漆芸作家の作品をオークションで販売した売り上げや募った寄付を現地で漆芸に携わる人たちに贈るものです。このうち、寄付を行った人に返礼品として贈る漆塗りの箸を作るワークショップが行われました。参加したのは芸工大の学生およそ20人です。
この箸は能登とつながる思いを込め「のとのかけはし」と名付けたもので、能登ヒバと呼ばれる木材で作ります。学生たちおが見本を確認しながら木をやすりで磨くなどの作業を進めていました。今後3回のワークショップを行い、箸を削ったり、漆を使って色を塗ったりしてあわせて200膳を完成させる予定です。
学生「漆を専攻しているので漆のことで力になれたらと思い参加した」
学生「周りの人が支援とか前向きに活動しているので、自分も協力したいなと思った」
松本由衣さん「工房が火事で焼失してしまったり、家に立ち入りができないとか制作したくてもできない状況が続いている。私たちは自由に今ものづくりができるのでそのものづくりを通してまたものづくりをするきっかけや手助けになればと思って行動しようと思っている」
プロジェクトでは寄付の受け付けを行うインターネットサイトを3月上旬に立ち上げる予定で、寄付をした先着200人に学生たちが制作した「のとのかけはし」が贈られます。また、同じサイトでは全国の漆芸作家の作品を販売し、売り上げを寄付するオークションも実施されます。