新型コロナ感染者数4週連続増加 流行しやすい時期に加え感染対策の緩みも背景か 山形県
山形県内で2月4日までの1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者数は「681人」で、前の週より34人増加しました。感染者数は4週連続で増加しています。
山形県衛生研究所によりますと、県内43の定点医療機関で今月4日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は681人で、前の週より34人増加しました。感染者数の増加は4週連続です。
1医療機関当たりの感染者数は、県全体で15.84人となっています。
感染者数を保健所別にみると、置賜204人、庄内171人、村山162人、山形市134人などとなり、置賜と庄内地域で前の週より増加しています。
また、県内ではインフルエンザや咽頭結膜熱・いわゆるプール熱などの流行も続いています。
県健康福祉企画課によりますと、感染者数が増えている背景には冬で感染症全般が流行しやすいことに加え、新型コロナの5類移行後、全国的に感染対策が緩みつつあることなどが考えられるということです。
県衛生研究所は、手洗いや状況に応じたマスクの着用など基本的な感染対策を呼びかけています。