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山形県内の各河川の治水や減災対策について意見交換…内水氾濫対策強化訴える声多く

2024年9月3日 12:28
山形県内の各河川の治水や減災対策について意見交換…内水氾濫対策強化訴える声多く

7月の記録的大雨による災害を受けて、県内の各河川での治水や減災対策について国や県、市町村が意見交換する協議会が2日に開かれ、氾濫を防ぐための対策強化を訴える声が多く上がりました。

山形、新庄、酒田の国交省河川国道事務所や県の担当者、各市町村長などが出席した協議会では、7月の大雨による河川の被害状況などが報告され、対策などについて意見交換が行われました。意見交換では、最上川や支流の河川が流れる地域の市町村長から、河川の川底を掘り下げたり川幅を広げたりして氾濫を防ぐ対策工事を求める意見が出されました。

また、最上川など大きな河川の増水によって支流で水を流せなくなり、集落内の排水ができずに内水氾濫が発生するという状況を防ぐための対策強化を訴える声が多く上がりました。協議会では今後、流域の緊急治水対策プロジェクト案をまとめて年内にも会合を開き対策を進める予定です。