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金メダリストの強さに感動 パリ五輪レスリング女子の元木咲良選手が三川町で児童らを指導

2024年10月2日 17:20
金メダリストの強さに感動 パリ五輪レスリング女子の元木咲良選手が三川町で児童らを指導

パリオリンピックのレスリング女子62キロ級で金メダルに輝いた元木咲良選手らを招いたレスリング教室がこのほど、三川町で開かれ、児童や生徒たちが世界のトップアスリートから直接指導を受けました。

庄内少年少女レスリング教室を訪れた金メダリストの元木咲良選手。オリンピックに出場経験がある元木さんの父、康年さんが酒田市出身でたびたびこの教室で指導してきたことから、今回の訪問が実現しました。

元木咲良選手「お父さんが山形の出身で小さい頃から良くこちらに遊びに来させてもらうことがありました。今日はみなさんと練習できることをすごく楽しみにしてきました」

教室には県内の小学生から高校生まで30人余りが参加。子どもたちは、本物の金メダルに興味津々です。

元木咲良選手指導「崩しで手を使って(相手の右足に)体重をかけてあげます。(上体を)上げるために右足を使ってグッと上がるのでそうすると(足を)引けないのでこの瞬間に(片足タックルに)入ります」

教室では庄内農業高の2年生で国民スポーツ大会レスリング女子県代表の武田陽愛莉選手を相手に自身が得意とする「片足タックル」に入るための相手の崩し方などを直接指導しました。

武田陽愛莉選手「何かすごいめちゃくちゃ強かったです。タックルに入らせないようにする守りがめちゃくちゃ強い。全く歯が立たないです。」

中学・高校の男子選手も全力で元木選手に挑みますがみな、跳ね返されていて、世界一のアスリートの力と技を肌で感じていました。

元木咲良選手「自分は器用な選手ではないけれど自分みたいな選手でもやり方次第では勝つ方法があるというのがレスリングの面白いところだと思うので可能性は無限にあると伝えたいです」

元木選手は、世代別の世界選手権制覇などを目標に競技を続けるということです。

最終更新日:2024年10月2日 20:25