四季折々の鉄道風景からローカル線の“ゆる鉄”まで 鉄道写真家・中井精也さんの作品展 山梨・忍野村
鉄道写真家・中井精也さんが撮影した、四季折々の美しい鉄道風景を捉えた写真展が忍野村の美術館で開かれています。
忍野村の岡田紅陽写真美術館で開かれているのは「ゆる鉄絶景100~中井精也が捉えた100の鉄道名景~」です。
会場に並ぶのは鉄道写真家・中井精也さんが厳選した、四季折々に変化する日本の鉄道風景です。
荒木キャスター
「こちらは富士吉田市の新倉浅間神社から撮影した一枚…撮影は秋でしたが、季節外れの雪が降り、銀世界が美しい作品です」
桃の花が咲き乱れる「新府桃源郷」をあずさ号が駆け抜ける瞬間や小海線の車体の側面と南アルプスを切り取った小淵沢での一枚など、山梨の絶景も紹介されています。
来館者は
「中井先生って鉄道だけじゃなくて、鉄道(の車両)が写っていない写真も撮る。そういう写真が好きですね」
車両だけにこだわらない独自の視点で撮影する中井さん。
ローカル線で感じるゆるい空気感がテーマだという、いわゆる「ゆる鉄」作品も数多く展示されています。
来館者は
「引き込まれる写真だと思って。鉄道に興味ないほうだったんですけど、先生の写真を見て興味がわきました」
この写真展は展示を入れ替えながら9月8日まで開かれます。