まぼろしの伝統野菜「長禅寺菜」で新商品を開発 コンビニで3種類販売へ 山梨
まぼろしとも言われる甲府市の伝統野菜「長禅寺菜」を使った商品が県内のコンビニエンスストアで販売されることになり5日、お披露目されました。
長禅寺菜は江戸時代から甲府市で栽培されてきた伝統の葉物野菜です。生産者の減少で存続が危ぶまれ、「まぼろしの野菜」とも言われています。
こうした中、山梨県とセブンイレブンが連携し、このたび、長禅寺菜を使った新商品を開発しました。完成したのはおむすび、おひたし、そして、ペペロンチーノの3種類です。
吉岡キャスター
「ペペロンチーノをいただきます。長禅寺菜のシャキシャキとした食感はしっかり残っていますし特有のほろ苦さが味わいを一つにまとめあげています」
お披露目会には生産者も参加し、長禅寺菜の魅力をアピールしました。
生産者 山田久美子さん
「美味しいだけでなく、食べることで長禅寺菜を守るきっかけになったり。農業の面白さとか幅広さとか、いろいろなメッセージが込められているので、考えるきっかけになったらいいなと思う」
長禅寺菜を使った新商品は12月10日から、県内すべてのセブンイレブンで販売されます。