「香りはシャインより上」有名パティシエが熱視線…その名も「サンシャインレッド」山梨県
県外の有名パティシエが9日、県内のブドウを視察に訪れました。お目当ては赤いシャインマスカットとして県が開発した新品種「サンシャインレッド」です。
山梨市の県果樹試験場を訪れたのは、首都圏などに店を構える有名パティシエら11人です。
吉岡キャスター
「お菓子作りのプロ・パティシエのみなさんが、熱い視線を送っているのがこちら!赤くたわわに実っている、今注目の新品種サンシャインレッドです」
サンシャインレッドはシャインマスカットとサニードルチェを掛け合わせた新品種で、今回の視察はパティシエ側の希望で実現しました。
11人は圃場で香りや糖度などの説明を受けた後、試験場の職員に試作したスイーツを振る舞い、県産果実との相性や活かし方などについて意見を交わしました。
試食した職員は
「我々は(生で)そのまま食べてもらうのを目的につくっているが、こうやって(サンシャインレッドの)新しい味、側面が見られて非常にうれしく思っているし、もっと可能性を感じることができた」
参加したパティシエは
「(サンシャインレッドは)香りはシャインマスカットよりも上回っていて、さらに花のような香りがあり、パティシエとしては創作意欲にくすぐられるような魅力の詰まったブドウなので、極上なケーキになることは間違いない」