菓子や炭酸飲料とりすぎ?「肥満傾向」の子ども全国平均上回る「改善には家庭の協力不可欠」山梨
山梨で肥満傾向にある子どもの割合は全国平均に比べて高いことが27日、文部科学省の学校保健統計調査で分かりました。
調査では昨年度、県内の満5歳~17歳の子ども約1万2000人の発育状態と約4万8000人の健康状態を男女別に調べたものです。
それによりますと、山梨は肥満傾向にある子どもの割合が男子の5歳、7歳、16歳を除いて全国平均を上回りました。このうち14歳は男女ともに全国2位でした。
県教育委員会はコロナ禍による運動不足に加え、山梨はスナック菓子や炭酸飲料を毎日摂取している子どもの割合が多いことが影響している可能性を指摘しています。
一方、虫歯がある子どもも幼稚園から高校すべてで、全国平均を約2~8ポイント上回りました。
県教委は改善するには家庭の協力が不可欠として、連携して対策に取り組むとしています。
最終更新日:2024年11月27日 18:51