甲府市北部の観光振興へ初の検討会議 武田の杜にはMTBコースがオープン 山梨県
昇仙峡や湯村温泉郷などがある甲府市北部の観光振興について話し合う初の検討会議が16日開かれ、地元関係者らが意見を交わしました。
甲府市北部では観光振興の一環として、武田の杜にはマウンテンバイクコースもオープンしています。
今年5月、甲府市山宮町の武田の杜にオープンしたマウンテンバイクエリアです。
昇仙峡や湯村温泉郷との近さを生かし、新たな観光スポットにしようと県が整備しました。
整備を監修した弭間さんにコースの特徴を聞きました。
山守人 弭間亮 代表
「山梨が誇る森の中のマウンテンバイクエリアということで、初心者・ファミリー・子どもたちが、初めてマウンテンバイクを森の中で体験する場所というコンセプトで整備した。甲府盆地からすぐのところにあってかつ自然豊かなので、観光だけではなくてアクティビティでも丸ごと楽しめる可能性のある場所だと感じている」
一方、武田の杜のサービスセンターでは16日、甲府市北部の観光振興について意見を交わす初の検討会議が開かれ、県や地元関係者らが出席しました。
出席者からはマウンテンバイクコースの整備を評価する声があった一方、「武田の杜」自体の知名度が低く、県外からの観光客が見込めないとの指摘もありました。
検討会議の出席者は
「(ホームページについて)武田の杜だけやってないように見えますよね。車で移動していて、表示が少ないから行きにくいですよね」
今後は昇仙峡と湯村温泉郷、武田の杜の連携方法を検討していくということです。