県の護岸工事 コンクリートブロックが重量不足 1900万円かけて再工事 山梨県
山梨県が行った釜無川の護岸工事で利用したコンクリートブロックに重量不足が指摘され、県は7日、1900万円かけて再工事したと発表しました。
問題が発覚したのは、2019年の台風19号で崩れた基礎を復旧させる釜無川の護岸工事です。
復旧工事では、台風で流出したコンクリート製のブロックを護岸に設置し直しましたが、経年劣化でブロックの一部が摩耗していて、既定の重量を満たしていませんでした。
県は、会計検査院からの指摘を受け、6月までに約1900万円をかけて補強工事を行ったということです。県はブロックの重量を事前に確認しなかったことがミスの原因とし、確認作業の徹底を図るとしています。