「価格は市価の1割程度」リサイクル制服の販売会 物価高で問い合わせ増加 山梨
不要になった学校の制服を譲り受け格安で提供する販売会が6日、中央市で始まりました。
この販売会は県内の特定NPO法人「UniformRecyclingLink 」が開いています。
会場に用意されているのは県内全域の中学・高校約80校の制服や体操着など8000点ほどで、すべて人から譲り受けたリサイクル品です。
2017年から始めた活動も今年で8年目。代表を務める坂本さんは近年の社会情勢に変化を感じると言います。
NPO法人ユニフォームリサイクリングリンク 坂本吉仁 代表
「コロナ禍以降、両親が共働きしている家庭からも問い合わせが増えていて、物価高が影響していると感じる」
さらに影響しているのが、制服価格の高騰です。
NPO法人ユニフォームリサイクリングリンク 坂本吉仁 代表
「リボンとネクタイ両方とか女子の制服でも品数も増えているし、物自体の単価もあがっているので、全体としてかなり高額化している傾向がある。前と比べると2割3割高くなっている」
坂本さんによりますと、現在新しく制服一式を揃えるには10万円以上かかることもあると言いますが、販売会では市価の1割ほどで購入できます。
この販売会は予約制で、8日まで開かれています。