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平均気温100年で2.2℃上昇 全国を0.8℃上回る 猛暑日は30年で6倍近くに 山梨

2025年3月26日 10:21
平均気温100年で2.2℃上昇 全国を0.8℃上回る 猛暑日は30年で6倍近くに 山梨

 この100年間で山梨の平均気温は2.2℃上昇したことが26日、気象庁などの調査で分かりました。「猛暑日」は30年前の6倍近くに増え、2080年ごろにはさらに10日以上増加する可能性があります。

 気象庁などの発表によりますと、去年までの100年間で全国の平均気温は1.4℃上昇。山梨の平均気温は全国を0.8℃上回る2.2℃上昇しました。また、最高気温が35度を超える「猛暑日」は1990年代には年平均で3日だったのが、2020年までの30年間で16.9日に増加しました。

 一方、最新の気象予測によりますと、2080年ごろに最高気温が35℃超の「猛暑日」は10日増えて27日に達するほか、1時間に50ミリ以上の「非常に激しい雨」の頻度は3.5倍に増え、年10日前後になる見通しです。

 今回の気象予測は地球温暖化の追加対策を行わなかった想定で計算しているといい、気象庁などは気候変動対策が必要としています。

最終更新日:2025年3月26日 10:21
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