富士吉田市職員に懲役1年6カ月求刑 環境美化センター公金窃盗事件 山梨県

富士吉田市の環境美化センターから公金約17万円を盗んだとされる市職員に懲役1年6カ月が求刑されました。

窃盗の罪などに問われているのは、富士吉田市の職員で環境美化センターに勤めていた佐舟久保幸雄被告です。

起訴状などによりますと、舟久保被告は去年9月センターに侵入し、金庫からごみ処理手数料の収入や両替用の小銭など公金約17万円などを盗んだとされます。

29日の裁判で、舟久保被告は起訴内容を認め、3回に渡って犯行声明文を出した理由については「外部の犯行に見せかけたかった」などと説明しました。

検察側は「金銭に窮した上職場に不満を募らせていた」と動機を指摘し、 「短絡的、利欲的で酌量の余地はない」などとして懲役1年6カ月を求刑しました。

判決は2月9日に言い渡される予定です。