「闇バイト絶対ダメ!」金融口座の悪用相次ぎ金融機関が高校生に注意呼びかけ 山梨
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闇バイトで開設した金融口座が犯罪に利用されるケースが相次いでいるとして、JAバンク山梨と県警は26日、韮崎市で講演会を開き、高校生に注意を呼びかけました。
この講演は闇バイトの被害を防ごうと開かれたもので、韮崎工業高校の生徒約250人が参加しました。
闇バイトの存在が広く知られるようになった2年ほど前から、全国の金融機関では闇バイトによる開設口座の売買や譲渡が多発しています。
講師を務めたJAバンク山梨の担当者は「口座が犯罪に利用されたケースが相次いだため、開設時の本人確認の審査を厳格にした」と説明。
続いて県警の警察官が「闇バイトに加担しないために犯行グループを近寄らせないことも大切」などと呼びかけました。
県警の警察官は
「お金が欲しいことをSNS上でさらしているということは、犯罪グループにお金をほしがっている人と目印を渡しているようなもの。犯罪グループは効率よく捨て駒を探したいので集中攻撃、アプローチを仕掛けてくる」
JAバンク山梨の担当者は「闇バイトの手口は変化していくため、だまされないよう知識や意識を持ってほしい」としています。