【続報】死亡ひき逃げ事件で23歳男を逮捕 「怖くなった」と出頭 自転車に衝突し逃げた疑い 山梨
2日未明、昭和町西条の路上で車が自転車に衝突し、50代の男性が死亡したひき逃げ事件で、警察は3日、車を運転していた23歳の男を逮捕しました。
過失運転致死と道路交通法違反(救護措置義務違反・事故不申告)の疑いで逮捕されたのは、甲府市国母4丁目の自称・土木業、丹沢黎紅容疑者(23)です。
警察によりますと、丹沢容疑者は2日午前1時50分ごろ、昭和町西条の県道で軽乗用車を運転し前を走行していた自転車に衝突、転倒させたにもかかわらず、救護などの措置をとらずに現場から逃走した疑いが持たれています。
自転車を運転していた中央市仲楯の会社員、佐野公昭さん(55)は病院に運ばれましたが、重症多発外傷で死亡が確認されました。
警察が逃げた軽乗用車の行方を追っていたところ、2日、丹沢容疑者が南甲府警察署に出頭しました。調べに対し、「事故を起こしてしまい、大きなけがをさせてしまった」と容疑を認め、「怖くなってしまった」などと話しているということです。