【速報】死亡ひき逃げの車 同乗の男逮捕 運転手の酒気帯び知りながら運送を依頼か 山梨
昭和町西条の路上で車が自転車に衝突し、50代の男性が死亡したひき逃げ事件に関連し、運転していた男が酒気帯び状態だと知りながら車に同乗していたとして20日、自称・会社員の21歳の男が逮捕されました。
道路交通法違反(酒気帯び運転同乗)の疑いで逮捕されたのは、市川三郷町市川大門の自称・会社員、向山蒼空容疑者(21)です。
事故は2日午前1時50分ごろ、昭和町西条の県道で軽乗用車が前を走行していた自転車に衝突したもので、中央市中楯の会社員、佐野公昭さん(55)が死亡しました。
軽乗用車はそのまま逃走しましたが、運転していた甲府市国母4丁目の自称・土木業、丹沢黎紅容疑者(23)が警察に出頭し、ひき逃げなどの疑いで逮捕されました。その後の調べで、丹沢容疑者が酒気帯びの状態だったほか、事故前に向山容疑者が同乗していたことが判明したということです。
警察によりますと、向山容疑者は2日午前0時半ごろ、甲府市上石田4丁目で丹沢容疑者が酒気帯びの状態だと知りながら、車で自らを運送することを依頼し、同乗した疑いが持たれています。