韓国の情報機関「国家情報院」は20日、北朝鮮がロシアに対し兵器を追加で輸出したと明らかにしました。

国家情報院は20日、北朝鮮がウクライナとの戦闘が続くロシアに対し、自走砲と放射砲を追加で輸出したことを確認したと明らかにしました。

ロシアはこれらの兵器を使ったことがなく、運用方法の教育や整備のために北朝鮮の兵士も一緒に派遣された可能性が高いと分析しています。

北朝鮮によるロシアの兵器供与をめぐってはこれまでに国連の専門家パネルがミサイルなどが提供されたとの見方を示していました。

韓国メディアはウクライナ情報当局者の話として「北朝鮮は兵器を供与することで実戦で性能を確認する狙いがある」と伝えています。