韓国の情報機関・国家情報院は、北朝鮮の金正恩総書記のジュエ氏とみられる娘について、後継者とする方針が一定程度固まっているとの見方を示しました。

国家情報院が29日、国会で行った報告によりますと、金総書記はジュエ氏を後継者にするべく、視察などに同行させていて、「かなりの程度後継者構図が固まっている」と分析していることを明らかにしました。

また、国民の反応を見ながら、露出する頻度などを調整しているとの見方を示しました。ただ、後継者は確定していなく、変わる可能性も排除していないとしています。

一方、金総書記の健康状態について、体重が140キロに達した上、BMI＝体格指数が40を超えていて、超高度な肥満状態にあると指摘しました。

さらに、高血圧や糖尿病などの症状が、これまで使っていた医薬品では状況が改善しなくなり、新たな医薬品を探している兆候があるとしています。