金総書記、集中豪雨の被災地域で避難の陣頭指揮 北朝鮮メディア
北朝鮮メディアは、金正恩総書記が集中豪雨によりおよそ5千人が孤立した地域を自ら訪れ、住民らの避難の陣頭指揮にあたったと伝えました。
中朝国境に近いこの地域では、記録的な豪雨で住民ら5千人あまりが浸水の恐れがある地域に孤立しました。このため、金総書記は自ら軍のヘリコプターなどを手配し、住民の避難の指揮をしたということです。金総書記は、災害対策を怠り深刻な事態を招いたと指摘し、関係機関の幹部らを「無責任だ」などと厳しく批判しました。
北朝鮮ではこの数年、大雨被害が相次いでいて、金総書記としては自ら陣頭指揮をとることで、災害対策に注力する姿勢をアピールする狙いがあるとみられます。