銅線ケーブル窃盗のカンボジア人「4人以上で現場へ」「報酬は15万円」組織的な犯行明らかに 山梨
甲州市内の太陽光発電施設から銅線ケーブルを盗んだとされるカンボジア人の男の裁判が19日開かれ、報酬として15万円を受け取るなど組織的な犯行の一端が明らかになりました。
カンボジア国籍で群馬県大泉町の無職、ホウ・ヒェン被告(28)は今年4月、甲州市内の太陽光発電施設からおよそ1800メートルの銅線ケーブル、762万円相当を盗むなどした罪に問われています。19日の裁判でホウ被告は「間違いありません」などと起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は「ホウ被告は4人以上で犯行現場を訪れ、防犯カメラの配線を切ってから銅線を切断し、車に積み込んだ」と指摘。さらに「盗んだ銅線は栃木県内で151万円で売却され、ホウ被告は少なくとも15万円の報酬を受け取っていた」などと組織的な犯行の一端を明らかにしました。
また、検察側は同様の窃盗の罪2件を追起訴する方針を示しました。