【JA岩手県大会】安心して農業を営める施策推進など決議 ICT活用へ人材育成も重点に
岩手県内のJA関係者が集まり、今後の取り組みの方針などを決める「JA岩手県大会」が22日、盛岡市で開かれました。
「JA岩手県大会」は、JAいわてグループの来年度から3年間の取り組みの方針などを決めるために3年に1度開かれるもので、22日は関係者およそ900人が参加しました。
大会では、担い手不足や資材の高騰など厳しい環境が続く中、食料の安定供給の確保と農業や農村の保全・維持などに取り組むとする3つの基本方針と、具体的な施策として生産基盤の強化に向けて農業をなりわいとしたい人の定着に向けた支援や、農業でICTを活用できる人材の育成などに取り組んでいくことを決議しました。
JA岩手県中央会 伊藤清孝代表理事会長
「コロナ禍4年間あったが、あれがあったことでによって本来の協同組合活動なるものができていないのが現状」「やっぱり農家所得の向上プラス、組合員活動なり協同活動という のもしっかり両輪として、私は この3年間やっていきたい」
このほか、大会では農業を将来にわたり安心して営むことができるよう組織一丸となって取り組むとする大会宣言案が採択されました。