業務中のケガや病気は63人 過去10年で最多 約6割が腰痛「高齢化などで高止まり」山梨

　去年、県内で熱中症や腰痛など業務中にけがや病気をした人は63人で、過去10年間で最も多くなりました。

　山梨労働局によりますと、去年、県内の職場で熱中症や腰痛となり4日以上休んだ人は63人と前の年から12人増えました。このうち、腰痛が36人と約6割を占めました。

　業種別では製造業が16人と最も多く、次いで保健衛生業の13人などとなっています。

　山梨労働局は「気候変動や働く人の高齢化などで発生件数は高止まりしている」としています。