出席の取り扱いは フリースクールの課題や現状を協議 山梨県
学校に通いづらさを感じる子どもたちの居場所「フリースクール」について12日、課題や現状を協議する会議が実施されました。
会議は、フリースクールの運営団体や自治体の教育委員会などが参加して相互理解を深める目的で開催され、今回が2回目です。
県内では昨年度不登校児が2054人で過去最多となり、受け皿としてのフリースクールの存在が重要となっています。
フリースクールの出席の取り扱いについて、市町村ごとに異なるなどの問題を話し合いました。
県は、現在フリースクールの運営や市町村対応などの指針を示すガイドラインの策定を進めています。運営団体からは、フリースクールが学校の出席扱いになると子どもの心が軽くなるといった肯定的な意見や、子どもの積極性に合わせた柔軟な対応が必要だという声が上がりました。