男性刺され死亡 逮捕の同居女性を不起訴に「刑事責任問うこと困難」甲府地検 山梨
今年7月、市川三郷町の42歳男性が包丁で刺され死亡した事件で甲府地検は22日、逮捕された同居女性を不起訴処分としました。
この事件は7月3日、市川三郷町市川大門の自宅で芦沢正樹さん(42)が包丁で腹を刺され死亡したもので、同居していた50代女性が逮捕されました。
甲府地検は女性の刑事責任能力を調べるため鑑定留置し、専門家による精神鑑定などを行っていましたが22日、不起訴処分としました。
「精神鑑定やそのほかの証拠を検討した結果、刑事責任を問うことが困難」と判断したということです。
捜査関係者によりますと、調べに対し女性は「刺せという言葉が聞こえた」などと話していました。