著名投資家名乗る詐欺 60代公務員が1160万円被害 アプリ上の“利益”信じる 山梨県
著名な投資家を名乗る人物から投資に誘われ、甲斐市の地方公務員の男性が1160万円あまりをだまし取られました。
被害にあったのは甲斐市に住む地方公務員の60代の男性です。
県警によりますと、男性は今年2月、インターネット広告へのアクセスをきっかけに著名な投資家を名乗る人物とSNSでのやりとりを始め、アシスタントを紹介されました。
そして、アシスタントに言われる通り投資サイトのアプリをインストールし、投資資金として100万円を指定された口座に振り込みました。
すると、アプリ上ですぐに利益が出たため、さらに13回にわたり計750万円を指定口座に送金しました。
その後、男性が利益分を払い戻そうとしたところ、手数料や税金名目で現金を要求されたため、4回にわたり314万7221円を振り込んだということです。
被害総額は1164万7221円に上ります。
それでも自分の口座に入金がなかったことを不審に思った男性が、警察に被害を届け出ました。