金取引かたるSNS投資詐欺 70代女性が約1億円だまし取られる 山梨県

南都留郡の高齢女性が、SNSのやりとりで投資家を名乗る人物らの金の取り引きによる投資話を信じ、約1億円をだまし取られたことが分かりました。

警察によりますと、2023年7月20日、南都留郡に住む70代の女性が、SNSで知り合った投資家を名乗る人物らから金の取り引きによる資産運用を勧められ、指定されたアプリをダウンロードするなどして取り引きを始めたところ、アプリ上で短期間に多額の利益を確認。女性は取り引きを信じ込み、9月8日まで14回にわたって指定された複数の口座に計9931万円を振り込んだということです。

ただ、利益分が出金できなかった上、 現金を要求されるなどしたため、被害に気付き11月17日、被害届を提出しました。

警察によりますと、今回の被害は今年に入り最高額で、詐欺事件として捜査を進めています。