キーパーを見る必要はない? 元日本代表FW大久保嘉人さんが語ったシュートの"極意"とは 山梨
サッカー元日本代表FWの大久保嘉人さん(42)が山梨県甲府市のサッカークリニックで小中学生に「ゴールを奪うコツ」について指導。日本サッカー史に名を刻む稀代のストライカーが語った、強いシュートを放つ"極意"とは―。
大久保さんが登場したのは、甲府市の「Uスポーツクラブ」創立35周年を記念し、8月31日に開かれたイベントです。
J1で2013年から3年連続で得点王となり、J1通算最多得点の191ゴールを記録した大久保さん。欧州でもプレーし、ワールドカップは2大会出場しています。
そんなストライカーは、強いシュートを打つためのコツをこう話しました。
大久保さん
「常にボールの真ん中を蹴れるように、ボールから目を離さない。キーパーを見る必要もない」
体勢が崩れないよう、ボールの位置を常に確認することの重要性を話した大久保さん。小中学生は教わったことを生かしながら、シュート練習を重ねました。
参加した子どもたち
「きょうの勉強でサイド(キック)でも強いシュートが打てるようになった」
「ゴール前でうまく打つ方法を教えてもらった。(大久保さんは)ボールが速くてすごかった」
大久保さん
「選手のクオリティーが高かった。今後が楽しみな選手がいっぱいいた。きょう来られてよかった。自信をつけることが大事。チャレンジしてやり続けてほしい」