"群雄割拠" 山梨県大会の組み合わせが決定 全国高校サッカー選手権 31校が出場

103回目を数える「選手権」を目指し、抽選会には出場31校の主将らが出席。くじを引いてトーナメント戦の組み合わせを決めました。
6月の全国高校総体(インターハイ)県予選の成績から上位8校が今大会のシードとなり、3回戦から登場します。
今季の山梨の高校サッカーは、大会ごとに決勝カードが入れ替わり、実力は拮抗。開幕までの約1カ月でさらなる成長を目指しています。
■2度の選手権V 山梨学院に春の県王者が挑む
第1シードは、新人大会とインターハイ予選の県2冠に輝いた山梨学院。全国選手権は2度制覇し、関東プリンスリーグ2部で首位に立つ中、2年ぶり10回目の選手権出場を狙います。
準々決勝は、県高校総体王者で5年ぶり2回目の出場を目指す日大明誠とのカードになる可能性があります。
また、最多34回の優勝を誇る公立の伝統校・韮崎は16年ぶりの優勝を狙います。
新人大会、インターハイ予選でいずれもベスト4に入った第4シード・駿台甲府は、悲願の初優勝を目指します。
山梨学院・山田逞人主将
「いよいよ待ちに待った選手権が始まるんだなと実感している。ことしは得点力がすごくあるチーム。去年の借りを返せるように優勝して全国大会に行けるように頑張る」
■連覇狙う帝京第三 日本航空はリベンジへ
第2シードは選手権県大会2連覇、12回目の優勝を狙う帝京第三。インターハイ県予選決勝は山梨学院に敗れ、準優勝でした。
同じブロックには、前回大会3位で県高校総体準優勝の東海大甲府も入りました。
前回大会決勝で帝京第三に敗れ、準優勝となった日本航空は第3シード。6年ぶり3回目の優勝を狙います。
甲府東は2005年度以来、19年ぶりの選手権切符を目指します。