【山梨県高校総体】サッカー男子 日大明誠が初V 決勝は3ゴールで完封勝利
山梨の高校スポーツ最大の祭典となる県高校総合体育大会は10日、最終日を迎えました。県内各地で熱戦が繰り広げられる中、甲府市の「JIT リサイクルインク スタジアム」で行われたサッカー男子決勝は日大明誠が東海大甲府に3-0(1-0、2-0)で勝利。初優勝を果たしました。
私学対決となった決勝。前半11分、日大明誠のMF本橋和馬(2年)がサイドに展開すると、スルーパスに反応したMF杉本大地(2年)がシュート。こぼれ球にMF大澤眞斗(2年)が反応して押し込み、先制しました。
対する東海大甲府は38分、FW千葉蒼太(3年)がクロスを上げますが、ポスト直撃。前半終了間際のコーナーキックではMF水越成皇(3年)が直接ゴールを狙いますが、ネットを揺らせません。
すると後半開始直後、日大明誠のFW今井慶(2年)が敵陣でボールを奪い、シュートを決めてリードを2点に。25分にもクロスの折り返しを再び今井が押し込みました。
ゲームキャプテンの戸田琉生選手は「先輩たちの成し遂げられなかった山梨制覇(県高校総体優勝)を達成できてとれもうれしい。関東大会では持ち味の元気の良さを出しつつ、1勝でも多く勝てたらいい」と話しました。