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後半アディショナルタイムに背番号10が決勝点!J2甲府がリーグ戦2試合ぶり勝利 山梨県

2024年8月25日 21:05
後半アディショナルタイムに背番号10が決勝点!J2甲府がリーグ戦2試合ぶり勝利  山梨県
 サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は25日、アウェーで栃木SCと対戦。後半アディショナルタイムにゴールを挙げ、2-1(1-0、1-1)で競り勝ち、リーグ戦2試合ぶりの勝ち点3を獲得しました。

 通算成績は9勝8分け11敗となり、勝ち点は35に。残り10試合で順位は14位のままですが、J1昇格プレーオフ圏・6位との勝ち点差を2縮め、10に。J3降格圏・18位との勝ち点差は3広げて10としました。

 甲府はチーム得点トップのMFアダイウトンやFWマクーラを出場停止で欠く中、4日前の天皇杯ラウンド16・J1鹿島アントラーズ戦から先発を4人変更。左ウイングバックにMF荒木翔、シャドーにFW鳥海芳樹とFW飯島陸、ワントップにFWピーター・ウタカが入りました。

 また、特別指定選手のDF一瀬大寿(山梨学院大4年)がリザーブに入り、初めてメンバー登録されました。

 降格圏に沈む栃木に対し、甲府は前半16分、相手ゴールキックからの連係ミスで鳥海がボールを奪い、クロス。一度はクリアされるものの、こぼれ球をMF佐藤和弘がダイレクトで強烈なミドルシュートを放ち、先制に成功しました。佐藤は今季初ゴール。

 後半は決定的なピンチをGK渋谷飛翔が切り抜けるシーンも。

 しかし32分、クロスから失点を許し、同点に。甲府は終盤、天皇杯・鹿島戦で得点したMF三沢直人や、プロ初出場となる一瀬を投入して打開を図りました。

 するとアディショナルタイム、鳥海が中央から仕掛けると、途中出場のFW三平和司、FW宮崎純真がテンポよくつなぎ、最後まで足を止めなかった鳥海がゴール正面から得点を挙げ、決勝点に。背番号10の右足が貴重な勝ち点3を手繰り寄せました。

 次節は31日に行われ、ホームでJ3降格圏の19位・鹿児島ユナイテッドFCと対戦します。
山梨放送