甲府市の玉諸小学校で25日、パラアスリートが出張授業を行った。
「ドリームコーチング」は、アスリートと直接触れ合うことで子どもたちが運動に楽しみ、運動能力の向上につなげようと、スポーツ庁が全国で展開している。
授業では、生まれたときから右足と右腕に障害があり、400メートル走の日本記録を持つパラアスリート池田樹生さんが講師を務めた。
池田さんは、足が速くなるためのコツや正しい姿勢を児童に伝授した。
パラアスリート 池田樹生さん
「小さな成功体験は夢や目標の達成につながっていくと思う。それを大切にしてほしい」
「ドリームコーチング」は10月末まで県内の小、中、高校を巡る予定だ。