「どこへ行っても甲府の名を誇りに」FWピーター・ウタカ選手が契約満了 今季はリーグ戦8得点 山梨
ウタカ選手は2019年、甲府に加入。その後「京都サンガF.C.」に移籍しましたが、昨季復帰。甲府で通算3シーズンにわたってプレーしました。
今季はJ2リーグ戦で34試合に出場し、チーム2位の8得点。天皇杯杯全日本選手権大会は2試合に出場し、3得点を挙げました。
J1・川崎フロンターレとのJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝、2月のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ノックアウトステージにも、それぞれ2試合出場しました。
ウタカ選手はクラブを通じ、コメントを発表しました。
■ウタカ選手のコメント
「今、多くの感情が込み上げてきますが、これもサッカー界で生きていればの宿命です。選手は出会いと別れを繰り返し、時には家族のような絆が生まれることもありますが別れが来るのも仕方がないことで、簡単に言うとそれが人生だと思います。シーズンを無事に終え、怪我なくトレーニングや試合に臨むことができたのも、神のご加護とお導きのおかげであり感謝しています。ヴァンフォーレサポーターの皆様、このクラブでの時間を通じて、皆様からの温かいご支援とご声援が心の支えとなりました。このユニフォームをまとい、共に全力を尽くし、最高の瞬間を共有することができ何よりうれしく、思い出になりました。今シーズン、望んでいた結果には及びませんでしたが、最後までお支えいただいた皆様のおかげで、ここまで努力を重ねることができました。私は甲府と契約満了となりますが、ひとまずは大事な家族との時間を大切にして、新たな挑戦に向けて備えていきたいと思います。素晴らしい仲間、スタッフの皆様、スポンサーの皆様、私はここでの経験を誇りに思います。皆様からいただいたエールを心に刻み、どこへ行ってもヴァンフォーレ甲府の名を誇りに思い続けます。またどこかでお会いできるのを楽しみにしています! I will miss you all. See you again, love Utasan. 」
また、甲府は今季途中から加入したFWマクーラ選手(24)の期限付き移籍期間終了も発表。マクーラ選手はJ2リーグ戦に6試合、天皇杯に1試合出場。得点はありませんでした。
クラブを通じて「このクラブで出会った仲間やスタッフの皆様、そしていつも熱心なファン・サポーターの皆様には深く感謝しています。皆様にサポートしていただいた感謝の気持ちをずっと心に刻み続けます」などとコメントしています。