6連勝で3位確定 山梨クィーンビーズ ホーム連戦でライバル新潟を下す Wリーグフューチャー
通算成績を12勝12敗の五分とし、今季の順位は6チーム中3位に確定しました。
今季ホームゲームのラストを飾る2連戦は、4位・新潟との3位攻防戦。
22日の試合では、山梨は序盤から躍動。PF石川明日香(甲斐市出身)のスリーポイントを皮切りに、スタートダッシュを決めました。
井上桃子主将
「ディフェンスで強度を上げてプレッシャーをかけ、オフェンスはリング下までアグレッシブに攻めようと話した」
主将の言葉通り、果敢に攻めた山梨は第1クオーターを終え、6点のリード。
しかし、徐々にリズムを乱し、最終第4クオーター序盤で逆転され、一時は49-54の5点差に。
それでも、ここからPFアンモール・プリート・コールが、攻守にわたってゴール下で存在感を見せ、チームを勢いづけました。
アンモール選手
「シュートが入っても入らなくてもオフェンスリバウンドやディフェンスリバウンドを絶対に取り切ろうとした」
ゴール下の安定感が増すと、PF渡邊愛加(富士吉田市出身)のスリーポイントで54-55の1点差に。
さらに、SF出原菜月のシュートで56-55と逆転に成功。このまま逃げ切り、最終的には63-57(20-14、12-16、15-15、16-12)とし、連勝を5に伸ばしました。
チームトップの得点、アシストはPG土田帆乃香で、それぞれ11点、5本でした。
23日は65-51(18-12、21-17、11-6、15-16)で勝利。チームトップの得点は主将のSF井上桃子で12点。両チーム通じてトップのアシストは土田とPG池田沙紀で、5本でした。
山梨は3月2日、都内で今季最終戦を迎え、最下位の姫路イーグレッツと対戦します。