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見知らぬ男性からガムもらい食べた児童ら腹痛訴えも「事件ではない可能性高い」危険な成分検出されず 大阪市東成区

2024年11月21日 11:14
見知らぬ男性からガムもらい食べた児童ら腹痛訴えも「事件ではない可能性高い」危険な成分検出されず 大阪市東成区

 20日、大阪市東成区の公園で、見知らぬ男性からもらったガムを食べた小学生の女子児童ら4人が、腹痛を訴え、うち3人が病院に搬送されました。
 警察は傷害事件の可能性があるとして捜査を始めましたが、今のところ、ガムに危険な成分が含まれていたことは確認できておらず、「事件ではない可能性が高い」としています。

 警察によりますと、20日午後3時ごろ、大阪市東成区中本2丁目の北中本公園で、遊んでいた女子児童らに対し、見知らぬ男性が「ガム食べていいよ」などと声をかけて、ガムを手渡してきたということです。
 その後、ガムを食べた女子児童ら4人が腹痛を訴え、うち3人が病院に搬送されましたが、いずれも軽症だということです。

 午後5時ごろになって、女子児童の父親から「子どもが公園で知らない人からガムをもらって食べたら気持ち悪くなった」と警察に通報があったということです。

 警察は傷害事件の可能性があるとして捜査を始めましたが、児童らの尿検査では、危険な成分な検出されなかったほか、ガムを渡した近くに住む男性を割り出して話を聞いたところ、「ペットの犬を可愛がっている子どもたちにお菓子をあげた」と話しているということです。
 警察は、ガムと女子児童らの腹痛の因果関係が不明なこともあり、「事件ではない可能性が高い」としています。

最終更新日:2024年11月21日 11:24