【速報】「党首討論や党首同士の会談は『リモート』ですればいい」維新・吉村氏が代表選への出馬表明 「民間では普通、永田町の文化を変える1つ」
12月1日に実施される日本維新の会の代表選への出馬を表明した吉村洋文共同代表が、12日の記者会見で、「党首討論や党首同士の会談はリモートですればいい」との見解を示しました。
12日の会見で大阪を拠点として国政政党の運営することを問われた吉村氏は、「ここから国会とリモートでつなげばいい。必要があれば東京に出張するが、移動しなくていいし便利。民間でやっていたらリモートで会議するのは普通。永田町の文化を変える1つ」と語りました。
代表になった場合の野党との候補者調整について、吉村氏は「与党過半数割れを目指していくべき。野党談合しての協力はすべきではないが、予備選だったりをしてから、与党(候補)とぶつかる人を決めるべき。野党と切磋琢磨して、与党過半数割れを目指す。予備選をやるのも1つの方法」との見解を示しました。
国会運営について吉村氏は、「是々非々でやっていく。国会運営にあたって、与党は過半数が割れているので、野党にも責任が生まれている。補正予算や通常国会の本予算では、所得制限なく私立・公立関係なく『高校の授業料無償化』を強く打ち出していく。財源を確保したら実現できる。代表になれば本格的に協議したい」と語気を強めました。
2025年の大阪・関西万博が控える中、大阪府知事との仕事との両立が可能かを問われると、「悩んだが、やるしかない。当然、国会議員ではないので、(国会議員に)共同代表というパートナーを作ってやっていくことになるが、(代表戦に)当選した場合は、リーダーとして方向性は示していきたい」と語りました。
維新の代表選には、金村龍那衆院議員(比例南関東)が出馬を表明しているほか、松沢成文参院議員(神奈川選挙区)と空本誠喜衆院議員(広島4区)が出馬への意欲を示しています。代表選は11月17日告示、12月1日投開票の予定ですが、立候補するには党所属の国会議員や地方議員、首長の中から50人の推薦人が必要となります。