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田んぼで68歳の男性が死亡 野生の鹿に角で刺されたか 周囲は高さ2mのフェンス 京都・福知山市

2024年10月10日 18:41
田んぼで68歳の男性が死亡 野生の鹿に角で刺されたか 周囲は高さ2mのフェンス 京都・福知山市

 京都府福知山市の田んぼで68歳の男性が胸から血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。野生の鹿に角で刺された可能性があるとみられています。

 9日午後7時ごろ、京都府福知山市で「近所の男性が農作業に行ったまま帰っていない」と住民から警察に通報がありました。

 警察と消防が捜索したところ、田んぼの中で近所に住む68歳の男性が、胸から血を流して倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。

 田んぼは高さ約2メートルの鹿避けフェンスに囲まれていますが、警察が男性を発見した際、田んぼの中には1頭のオスの鹿がいて、すぐに逃走したということです。

 警察は、男性が鹿に角で刺された可能性があるとみて、11日、司法解剖を行う方針です。

 福知山市によりますと、この時期はシカの繁殖期で、不用意に近づくと攻撃される恐れがあるため、注意を呼び掛けています。