大阪・関西万博の期間中に「子ども専用列車」検討　森ノ宮駅に専用ホームを作り夢洲まで直通運転か

　大阪・関西万博の期間中に大阪メトロが、「子ども専用列車」として会場の夢洲までの直通運転を検討をしていることが分かりました。

　大阪府は、小・中学生や高校生らを無料で万博に招待することにしていますが、教職員からは移動手段を不安視する声があがり、大阪メトロ中央線では「子ども専用列車」を走らせることが検討されています。

　7日の会議では、森ノ宮駅に専用ホームを作ったうえで会場とは逆方向となる東大阪市の長田まで向かった後、折り返して夢洲までどの駅にも停車せず直通運転する案が示されました。

　また、長田から夢洲まで各駅停車で、子どもが優先的に乗車できる「優先列車」を走らせる案も示されています。

　大阪メトロは、今後、教職員らにも意見を聞いた上で、詳細な内容を決定するとしています。