枚方女子大学生殺害 男は起訴内容認める 検察「借金を知られ交際解消されるなら殺害しようと考えた」
昨年、大阪府枚方市で当時、交際していた女子大学生を殺害した罪などに問われている27歳の男の裁判員裁判が17日始まり、男は起訴された内容を認めました。
西光勝被告(27)は昨年5月、大阪府枚方市のマンションの一室で、当時、交際していた大学2年生の渡辺華蓮さん(当時19)を包丁で複数回刺すなどして殺害したうえ、渡辺さんのパソコンやスマートフォンを盗んだ罪などに問われています。
この日、大阪地裁で始まった裁判員裁判で、西光被告は「一切間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
一方、検察は「被告は、渡辺さんに無職であることや多額の借金があることを知られ、交際を解消されるのであれば殺害しようと考えた。犯行前にはスマートフォンで殺害方法を何度も検索していた」などと指摘しました。
判決は今月28日に言い渡されます。