立命館大学キャンパス内などで窃盗繰り返しか 元学生に懲役4年6か月求刑「常習性顕著。手口も悪質」
立命館大学のキャンパスなどで、盗みを繰り返したとされる元学生の裁判で、検察は20日、懲役4年6か月を求刑しました。
立命館大学の元学生、中村英世被告は、去年2月から10月にかけて、大学のキャンパス内などで24回にわたり現金が入ったカバンなどを盗んだ罪に問われています。被害総額は約513万円相当にのぼるということです。
これまでの裁判で、中村被告は起訴内容を認めていて、図書館で席を外したり眠ったりしている利用者の所持品を狙ったことなどが明らかになっていました。
この日検察は「店舗での窃盗事件で逮捕され、保釈中にキャンパス内で再び窃盗を繰り返し、常習性は顕著。手口も巧妙で悪質」と指摘し、懲役4年6か月を求刑しました。