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強風で「カイロス2号機」打ち上げ中止 担当者「横からの荷重に弱く、機体が壊れる」 15日に再挑戦

2024年12月14日 18:07
強風で「カイロス2号機」打ち上げ中止 担当者「横からの荷重に弱く、機体が壊れる」 15日に再挑戦

 和歌山県串本町の日本初の民間ロケット発射場で14日、強風を理由に中止された小型ロケットの打ち上げが、15日午前11時に改めて実施される予定となりました。

 日本初の民間ロケット発射場『スペースポート紀伊』で14日午前11時に予定されていた「カイロス2号機」の打ち上げは、上空の強い風を理由に発射の30分前に中止されました。

 見学者
「(Q:きょうは飛ばないんですよ)え~!!!ほんとに?」
「あちゃー」
「行けると思ってた。信じてたもんな。ショックやな」

 打ち上げを行う企業「スペースワン」は会見で、15日午前11時に、改めて打ち上げを実施する予定だと明らかにしました。

 スペースワン阿部耕三執行役員
「ロケットというのは非常に細長いものなので、横からの荷重に対して弱い。上空を飛んでいる時に強い風が機体にあたりすぎると、機体が壊れてしまう恐れがあります。楽しみにしていただいた、たくさんの方々に対して、非常に申し訳ない遺憾に思っています」

 今回の見学場のチケットは、延期の場合、12月27日まで有効で、15日も利用できるということです。

最終更新日:2024年12月14日 18:07