【兵庫県知事選】候補者の主張①前参院議員・清水貴之氏(50)「潜在力を伸ばして、兵庫を輝かせる」
11月17日に投開票が行われる兵庫県知事選は、過去最多の7人の候補者が立候補し、県議会の不信任決議により失職した前知事に、国会議員・市長経験者ら6人の新人が挑む構図となりました。選挙戦は、前知事の3年間の県政への評価や、元幹部職員による告発文書問題への対応の是非が主な争点となっていますが、各候補者の街頭演説や記者会見での発言などをもとに、それぞれの候補が訴える主張や、争点に対する見解をまとめました。
この記事では、前参院議員・清水貴之氏の主張・見解について紹介します。
■“パワハラ”などの告発文書問題への対応に対する見解
「公益通報に対しての対応やその後の議会とのやり取りで、いろんな問題が生まれ、県議団全員による不信任決議につながった。県議団だけでなく、県職員、県民の皆さんとしっかりコミュニケーションを取りながら進めていくというのが、僕が一番やりたいこと」
■前知事の3年間の県政に対する評価
「斎藤前知事のこの3年間を見て、比較的、維新が考えてきた政策に近いところがある。子育て世帯や教育に関するサポートは非常に近いところもある。僕もそういった思いで進めていきたい。維新がどうとか、自民がどうとか、党で選挙をするような状況ではない」
■知事に当選したら進めたい施策など
「兵庫県は人口減少が進み、経済政策をもっとやらないといけない。来年の万博に海外から来られる観光客にもっと兵庫に来てもらい、兵庫の潜在力を伸ばして、明るい未来の兵庫を作っていきたい。自然や食べ物、観光地も豊富な兵庫県をもっと輝かせていく」
■候補者の略歴
清水貴之(しみず・たかゆき)50歳
①無所属・新人
②出身地:福岡県筑紫野市
③経歴:1999年早稲田大教育学部卒、元朝日放送(現:朝日放送テレビ)アナウンサー
④首長・議員歴:2013年~参院議員(2期)
◇◇◇◇
11月17日投開票の兵庫知事選には、届け出順で、前参院議員の清水貴之氏(50)、前尼崎市長の稲村和美氏(52)、前兵庫県知事の斎藤元彦氏(47)、共産の推薦を受ける医師の大沢芳清氏(61)、会社経営の福本繁幸氏(58)、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)、会社経営の木島洋嗣氏(49)の7人が立候補しています。
※候補者の年齢は投票日時点