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【兵庫県知事選】候補者の主張⑥政治団体党首・立花孝志氏(57)「今回私自身の当選は考えていない」

2024年11月9日 9:06
【兵庫県知事選】候補者の主張⑥政治団体党首・立花孝志氏(57)「今回私自身の当選は考えていない」
立花孝志氏

 11月17日に投開票が行われる兵庫県知事選は、過去最多の7人の候補者が立候補し、県議会の不信任決議により失職した前知事に、国会議員・市長経験者ら6人の新人が挑む構図となりました。選挙戦は、前知事の3年間の県政への評価や、元幹部職員による告発文書問題への対応の是非が主な争点となっていますが、各候補者の街頭演説や記者会見での発言などをもとに、それぞれの候補が訴える主張や、争点に対する見解をまとめました。

 この記事では、「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志氏の主張・見解について紹介します。

■“パワハラ”などの告発文書問題への対応に対する見解

「斎藤前知事のやっておられることはそんなに大した問題じゃない。少なくとも犯罪行為は見つからないし、違法行為もない。何を問題と言っているのか分からない。そんな中で、県議が全会一致で彼を辞めさせる決断をしているというのが、非常に気持ちが悪い」

■前知事の3年間の県政に対する評価

「斎藤前知事の改革が止まるようなことはあってはならない。斎藤前知事は、圧勝しないといけない。圧勝しないと議会がついてこない。彼らが謝らなければいけないような圧倒的な得票で斎藤前知事をもう一度(知事に)戻さなきゃいけない」

■知事に当選したら進めたい施策など

「今回は私自身が当選をすることは考えておらず、投票をお願いするつもりはない。むしろ、選挙運動をしながら斎藤前知事を盛り立てていく。ネット上では斎藤前知事を擁護される方が出てきている中で、発信力のある私が訴えることで合法的なサポートをしたい」

■候補者の略歴

立花孝志(たちばな・たかし)57歳
①無所属・新人
②出身地:大阪府泉大津市
③経歴:1986年大阪府立信太高卒、元NHK職員
④首長・議員歴:2015年~千葉・船橋市議、2017年~東京・葛飾区議、2019年~参院議員

◇◇◇◇

 11月17日投開票の兵庫知事選には、届け出順で、前参院議員の清水貴之氏(50)、前尼崎市長の稲村和美氏(52)、前兵庫県知事の斎藤元彦氏(47)、共産の推薦を受ける医師の大沢芳清氏(61)、会社経営の福本繁幸氏(58)、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)、会社経営の木島洋嗣氏(49)の7人が立候補しています。

※候補者の年齢は投票日時点

最終更新日:2024年11月9日 9:06