【速報】大阪・ミナミのホテルで17歳の少女殺害 無職の30歳男を殺人罪で起訴 認否明らかにせず 大阪地検
大阪・ミナミのホテルで17歳の少女を殺害したとして逮捕された30歳の男について、大阪地検は30日、殺人の罪で起訴しましした。
起訴されたのは、住所不定・無職の福井竣介被告(30)です。
起訴状によりますと、福井被告は9月28日、大阪市中央区のホテルの一室で、市内に住む少女(17)の首を絞めて殺害したとされています。
警察によりますと、福井被告は事件後、ホテルの部屋の窓から逃走していて、事件から約10日後の10月9日、横浜市内のネットカフェから出てきたところを確保されました。
福井被告は逮捕直後、警察の調べに対し「私がやったことに間違いありません。両手で首を絞めて殺しました」と容疑を認めていて、警察はホテルの退出時に何らかのトラブルがあったとみて調べていました。
捜査関係者によりますと、福井被告は岐阜県内に住んでいて、母親は「事件の3日前に家出していた」と話しているということです。また、福井被告は事件当日、少女が投稿したSNSにメッセージを送り、現場近くで少女と待ち合わせしたうえで一緒にホテルに入ったということです。
福井被告は事件直後に現場近くで自転車に乗っている姿が防犯カメラに映っていたほか、警察の調べに対し、「大阪府吹田市から横浜まではヒッチハイクして逃げた」とも話していて、ヒッチハイクするまでに自転車を盗んで移動していた可能性があるとみられていました。
大阪地検は、福井被告の認否を明らかにしていません。