斎藤知事らへの告発状を警察と検察が受理 知事選でのSNS運用めぐる公選法違反容疑「買収に当たる」慎重に捜査へ
兵庫県知事選でのSNSの運用をめぐり、斎藤知事らに公職選挙法違反の疑いがあるとして出されていた刑事告発を警察と検察が受理したことがわかりました。
11月の兵庫県知事選で、斎藤知事の陣営はPR会社に71万5000円を支払いました。
この支払いについて神戸学院大学の上脇教授らは、「SNSでの選挙運動に対する報酬で公職選挙法で禁止されている買収に当たる」として、12月、刑事告発しましたが、捜査関係者などによりますと、兵庫県警と神戸地検が16日付けで受理したことがわかりました。今後、慎重に捜査が進められます。
PR会社の社長は、選挙後に「広報全般を任された」などとネット上に投稿した一方、斎藤知事側は、「支払いはポスターの制作費などで違反はない」としています。