「最終的に1200万円つぎこんだ」自己破産後も借金…犯罪の自覚なくハマるオンラインカジノの実態
吉本興業のタレントが相次いで事情聴取を受けているオンラインカジノ問題。その実態とは。(※日本国内ではオンラインカジノによる賭博は犯罪です)
(髙比良くるまさんのXより)
「当面の間、芸能活動を自粛させていただくこととなりました」
19日、SNSで活動自粛を発表したお笑いコンビ「令和ロマン」の髙比良くるまさん。2020年末までの約1年間、オンラインカジノを続けていたとして、警視庁から任意の事情聴取を受けていました。
インターネットを通じて賭博を行うオンラインカジノは日本国内では犯罪で、一度のめり込んでしまうと多額の借金を背負うなど生活を破綻させるおそろしさもあります。
こうすけさん(仮名)(36)
「オンラインカジノに手を付けてから、最終的に1200万円くらいつぎこんでしまった」
神戸市に住む会社員のこうすけさんは、6年ほど前からオンラインカジノにはまりました。自己破産した後もやめられず、借金を繰り返していたといいます。現在は自助グループの支援などもあり、ギャンブルをやめていますが…。
こうすけさん(仮名)の妻
「またやるときは来るだろうという覚悟は持っているので、その時もやったらやったで家族のほうでまた相談して、どのように対応していくかは一つずつやっていくしかない」
日本国内からオンラインカジノで賭けたことがあるという人は、推計で約346万人いるとされています。犯罪の自覚がないまま利用してしまうケースも少なくないオンラインカジノ。対策はあるのでしょうか。