枚方女子大学生殺人 交際相手だった被告に懲役22年を求刑「動機は極めて身勝手」 判決は28日
大阪府枚方市で当時、交際相手だった女子大学生を殺害した罪などに問われている男の裁判員裁判で、検察は21日、男に懲役22年を求刑しました。
西光勝被告(27)は昨年、大阪府枚方市で当時、交際していた渡辺華蓮さん(当時19)を包丁で複数回刺して、殺害した罪などに問われています。
西光被告は、起訴内容を認め、「無職であることや借金がバレたくなかった」などと述べていました。
この日の裁判では渡辺さんの父親が意見陳述を行い、「本来であれば今年、成人式で一緒に酒を飲むはずだった。どんなに悔しかったか、私は絶対に許せない」と訴えました。
検察は「計画的で極めて残忍な犯行。自分の見栄やプライドを優先し、動機は極めて身勝手」として懲役22年を求刑しました。判決は今月28日に言い渡されます。