「被害者がほかの男と幸せになるのが嫌で殺した」枚方の女子大学生殺害 被告の男が動機語る 大阪地裁
大阪府枚方市で交際相手の女子大学生を殺害した罪などに問わている男の裁判で、男は「被害者がほかの男と幸せになるのが嫌で殺した」と動機を語りました。
西光勝被告(27)は、2024年5月、大阪府枚方市で当時、交際していた大学2年生の渡辺華蓮さん(当時19)を包丁で複数回刺すなどして殺害した罪などに問われています。これまでの裁判で、西光被告は起訴内容を認め、検察は「交際を解消されるぐらいなら殺そうと考えた」と指摘していました。
18日、大阪地裁で開かれた裁判員裁判で、西光被告は、動機について「華蓮さんが違う男性と幸せになるくらいならすべて終わらせたいと思った。無職であることや借金があることがバレたくなかった」と述べました。そのうえで、「身勝手な行動で命を奪ってしまい申し訳ございませんでした」と遺族に謝罪しました。
判決は2月28日に言い渡される予定です。